▶鎌倉時代に成立した軍記物語『平家物語』の冒頭。琵琶法師の語りによって、文字を読めない人々にまで広まった、日本文学でもっとも有名な書き出しです。
栄華を極めた平家一門が滅んでいく様を目の当たりにした時代の実感——どれほど勢いある者も必ず衰える。その無常を、祇園精舎の鐘の音と沙羅双樹の花の色に託しました。
歌詞はこの無常観を、現代を生きる私たちの日常の実感として歌い直しました。どんな栄華も春の夜の夢のように過ぎてゆく——だからこそ、いま鳴っているこの鐘の音を聴き逃さずに生きる、という祈りを込めています。
祇園精舎で 鐘が鳴いてる
響くその音 諸行は無常と
沙羅双樹の 花の色さえ
盛んな者も いつか散るのさ
誰もが知ってる でも忘れてしまう
時の流れは 止まらないんだ
今この瞬間も こぼれ落ちていく
驕り高ぶる人も 久しくはいられない
ただ春の夜に見た 夢のように消えてゆく
風の前の塵と 同じ運命なのさ
祇園精舎の 鐘の声が
今日も誰かに 無常を告げる
咲き誇る花も 散りゆく定め
それが世の理 変わらぬ真実
強さも栄光も 永遠じゃないと
鐘の音だけが そっと教えてる
だから今を 抱きしめて生きるんだ
風に舞う塵のように
どんなに猛き者も ついには滅びゆく
風の前の塵と 同じ運命なのさ
驕り高ぶる人も 久しくはいられない
ただ春の夜に見た 夢のように消えてゆく
咲き誇る花も 散りゆく定め
それが世の理 変わらぬ真実
祇園精舍の鐘の声 諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
驕れる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
猛き者もつひにはほろびぬ ひとへに風の前の塵に同じ
祇園精舎の 鐘の声が
今日も誰かに 無常を告げる
咲き誇る花も 散りゆく定め
それが世の理 変わらぬ真実
強さも栄光も 永遠じゃないと
鐘の音だけが そっと教えてる
だから今を 抱きしめて生きるんだ
風に舞う塵のように