▶陸奥のしのぶもじ摺りの乱れ模様のように、私の心は乱れている。いったい誰のせいで——あなた以外の誰のせいでもないのに。
決まり字:みち陸奥の(古今集/河原左大臣・百人一首14番)Garu JP
アイロンかけたシャツが しわになる
まっすぐ歩けた道で つまずく
規則正しかった 僕の毎日が
君に会ってから ほどけていく
整えようとするほど 乱れていく
これは誰の せいだと思う?
陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに
乱れそめにし われならなくに
乱れ始めた この心は
僕のせいじゃない 君のせいだ
一度染まったら 二度と戻れない
君の色に 染まってしまった
着信ひとつで 予定が飛んで
返事ひとつで 眠れなくなる
思ってたのと ちがう毎日
でも戻りたいとは 思わないんだ
ほどけた糸は 結び直せない
これは誰の せいだと思う?
陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに
乱れそめにし われならなくに
千年前の 都の人も
恋に乱れて 人のせいにした
偉い大臣も 僕と同じ
君のせいだと 歌にした
みちのくの 染めの模様は
ねじれたままで 美しい
乱れた心も きっとそうだ
直さなくていい このままでいい
陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに
乱れそめにし われならなくに
乱れ始めた この心は
僕のせいじゃない 君のせいだ
責任とって そばにいてよ
乱れたままの 僕のそばに
乱れそめにし……
われならなくに