トップ歌人 / 藤原公任

平安時代中期 · 966–1041藤原公任

ふじわらのきんとう · Fujiwara no Kintō

平安時代中期の公卿・歌人・歌学者。藤原公任。関白頼忠の長男。権大納言に至り、四条大納言と呼ばれた。和歌・漢詩・管弦のすべてに秀でた「三舟の才」で知られ、一条朝の文化を代表する。『和漢朗詠集』『拾遺抄』を編み、『三十六人撰』で三十六歌仙を選定、歌論『新撰髄脳』『和歌九品』を著した。中古三十六歌仙の一人で、勅撰集に約90首が入る。百人一首の「滝の音は」は『拾遺集』所収で、大覚寺の滝殿の跡で詠んだ歌。

藤原公任の歌

1 首

百人一首 第55番

滝の音は 絶えて久しく なりぬれど
名こそ流れて なほ聞こえけれ

滝の音が絶えて久しくなったけれど、その名声だけは今も流れ伝わって、世に聞こえている。

決まり字:たき
百人一首『千載集』無常讃美大覚寺・滝殿跡(京都市右京区)

近日公開