トップ歌人 / 藤原義孝

平安時代中期 · 954–974藤原義孝

ふじわらのよしたか · Fujiwara no Yoshitaka

平安時代中期の歌人。摂政藤原伊尹の三男。右少将に任じられたが、974年に流行した疱瘡により、兄挙賢と同じ日に21歳で早世した。容姿に優れ、信仰篤く、法華経を常に読誦したと『大鏡』に伝えられる。中古三十六歌仙の一人で、勅撰集に12首が入る。書家藤原行成の父。百人一首の「君がため惜しからざりし」は『後拾遺集』の恋歌で、逢瀬の翌朝に女に贈った後朝の歌。若くして没した作者の生涯と重ねて読まれることも多い。

藤原義孝の歌

1 首

百人一首 第50番

君がため 惜しからざりし 命さへ
長くもがなと 思ひけるかな

あなたのためなら惜しくないと思っていた命さえ、逢瀬を遂げた今は、長くあってほしいと思うようになった。

決まり字:きみがためを
百人一首『後拾遺集』晴れやか恋しい

近日公開