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平安時代中期 · ?–1000?源重之

みなもとのしげゆき · Minamoto no Shigeyuki

平安時代中期の歌人。清和天皇の曽孫で、父兼信のとき臣籍降下した。皇太子時代の冷泉天皇に帯刀先生として仕え、相模権介などを歴任したのち、陸奥守藤原実方に従って陸奥に下り、任地で没した。三十六歌仙の一人で、『拾遺集』以下に約65首が入る。冷泉天皇に献じた百首歌は、現存最古の百首歌とされる。百人一首の「風をいたみ」は『詞花集』の恋歌で、岩に砕ける波に片思いの身を重ねた歌。

源重之の歌

1 首

百人一首 第48番

風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ
くだけて物を 思ふころかな

風が激しくて岩に打ち当たる波が、自分だけ砕け散るように、あなたは平気なのに私だけが心も砕けるほどに物思いをしている。

決まり字:かぜを
百人一首『詞花集』片思い嘆き風の強い海辺(岩打つ波)

近日公開