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平安時代中期 · 910–966藤原朝忠

ふじわらのあさただ · Fujiwara no Asatada

平安時代中期の公卿・歌人。藤原朝忠。三条右大臣定方の五男。参議を経て965年に中納言となった。邸宅から土御門中納言とも呼ばれる。三十六歌仙の一人で、勅撰集に約20首が入る。笙の名手としても知られ、肥満で鶏肉と湯漬けで減量を試みた逸話が『大鏡』などに伝わる。百人一首の「逢ふことの」は960年の天徳内裏歌合の歌で、『拾遺集』所収。人を恨む心のない世界を仮想して詠んだ恋歌。

藤原朝忠の歌

1 首

百人一首 第44番

逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに
人をも身をも 恨みざらまし

逢うことが二度とないのなら、かえって、あの人のつれなさも我が身の不運も、恨むことはないだろうに。

決まり字:あふこ
百人一首『拾遺集』嫉妬・恨み

近日公開