トップ歌人 / 大弐三位

平安時代中期 · 999?–1082?大弐三位

だいにのさんみ · Daini no Sanmi

平安時代中期の女流歌人。藤原賢子。紫式部と藤原宣孝の娘。母と同じく一条天皇の中宮彰子に出仕して越後弁と呼ばれ、藤原道長の子頼宗・定頼らとの交際が伝えられる。後に親仁親王(後冷泉天皇)の乳母となり、天皇の即位後は典侍として従三位に叙された。夫の高階成章が大宰大弐であったため大弐三位と呼ばれる。勅撰集に約35首が入る。百人一首の「有馬山」は『後拾遺集』の恋歌で、心変わりを疑う男に返した歌。

大弐三位の歌

1 首

百人一首 第58番

有馬山 猪名の笹原 風吹けば
いでそよ人を 忘れやはする

有馬山に近い猪名の笹原に風が吹くと、笹の葉がそよそよと音を立てる——そうです、どうしてあなたを忘れたりするでしょうか。

決まり字:ありま
百人一首『後拾遺集』ユーモア恋しい有馬山・猪名の笹原(兵庫県神戸市北区〜川西市)

近日公開