第67代天皇。冷泉天皇の第二皇子。1011年に36歳で即位したが、外戚として権勢を振るう藤原道長と対立し、眼病を理由に譲位を迫られた。1016年に皇子敦明親王の立太子を条件に後一条天皇に譲位し、翌年出家して42歳で没した。譲位後まもなく敦明親王も皇太子を辞退し、道長の全盛が確立した。勅撰集に8首が入る。百人一首の「心にもあらで」は『後拾遺集』の雑歌で、譲位を決意した病中、月を見て詠んだ歌。
心にも あらでうき世に ながらへば
恋しかるべき 夜半の月かな
心ならずも、このつらい世を生きながらえたなら、きっと恋しく思い出すのだろう、今夜のこの夜半の月を。
決まり字:こころに近日公開