第38代天皇。舒明天皇の皇子で、即位前の名は中大兄皇子。645年に中臣鎌足らと蘇我入鹿を討ち(乙巳の変)、大化の改新を推進した。白村江の敗戦後は近江大津宮に遷都し、668年に即位。庚午年籍の作成など律令国家の基礎を築いた。百人一首の巻頭歌「秋の田の」は、農民の労苦を思いやる歌として伝えられ、勅撰集では『後撰集』に収められている。
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
わが衣手は 露にぬれつつ
秋の田のほとりの仮小屋で番をしていると、屋根の苫の編み目が粗いので、私の袖は夜露に濡れ続けている。
決まり字:あきの