トップ歌人 / 柿本人麻呂

飛鳥時代 · 生没年不詳(7世紀後半〜8世紀初頭)柿本人麻呂

かきのもとのひとまろ · Kakinomoto no Hitomaro

飛鳥時代の宮廷歌人。持統・文武朝に仕え、皇族の挽歌や行幸の歌など長歌・短歌あわせて約90首が『万葉集』に収められる。雄大な構成と枕詞・対句を駆使した格調高い歌風で、後世「歌聖」と仰がれた。紀貫之は『古今集』仮名序で山部赤人と並べて称えている。百人一首の「あしびきの」は『拾遺集』所収で、伝人麻呂作とされる。生涯の詳細は不明で、石見国で没したと伝わる。

柿本人麻呂の歌

2 首

百人一首 第3番 『拾遺集』恋三・778

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む

山鳥の垂れ下がった尾のように長い長いこの秋の夜を、私はひとりで寂しく寝るのだろうか。

決まり字:あし
百人一首『拾遺集』寂しさ待つ秋の夜のひとり寝の床

♪ 「あしびきの」を聴く

柿本人麻呂(『万葉集』巻一・48)

東の 野にかぎろひの 立つ見えて
かへり見すれば 月かたぶきぬ

『万葉集』讃美無常安騎野(奈良県宇陀市)

♪ 「陽炎」を聴く

曲になった歌

Songs · 2