トップ歌人 / 文屋朝康

平安時代中期 · 生没年不詳(9世紀末〜10世紀初頭)文屋朝康

ふんやのあさやす · Fun'ya no Asayasu

平安時代中期の歌人。六歌仙の文屋康秀の子とされる。駿河掾・大舎人大允など下級官人を務めた。伝記は不明で、勅撰集に入る歌は『古今集』の1首と『後撰集』の2首の計3首のみ。寛平御時后宮歌合や是貞親王家歌合など、宇多朝の歌合に出詠している。百人一首の「白露に」は『後撰集』の秋歌で、風に吹き散る草の露を糸を通さない真珠に見立てた、鮮やかな視覚表現の歌。

文屋朝康の歌

1 首

百人一首 第37番 『後撰集』秋中・308

白露に 風の吹きしく 秋の野は
つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける

白露に風がしきりに吹きつける秋の野は、まるで緒で貫き留めていない玉が散り乱れているようだ。

決まり字:しら
百人一首『後撰集』讃美白露の秋の野

♪ 「白露に」を聴く

曲になった歌

Songs · 1