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平安時代後期〜鎌倉時代 · 1155–1225慈円

じえん · Archbishop Jien

平安時代末期から鎌倉時代初期の天台宗の僧・歌人・歴史家。関白藤原忠通の子で、九条兼実の弟。11歳で出家し、1192年に天台座主となり、以後4度その座に就いた。後鳥羽院の信任が厚く、大僧正に至る。道理による歴史の理解を説いた史論『愚管抄』は、日本最初の歴史哲学の書とされる。歌人としても後鳥羽院歌壇の中心にあり、『新古今集』に92首、勅撰集に約270首が入る。百人一首の「おほけなく」は『千載集』の雑歌で、若き日に仏道への志を詠んだ歌。

慈円の歌

1 首

百人一首 第95番

おほけなく うき世の民に おほふかな
わがたつ杣に 墨染の袖

身の程知らずなことだが、このつらい世を生きる民を包んでやろう。比叡山に住み始めた私の、この墨染の袖で。

決まり字:おほけ
百人一首『千載集』決意比叡山(滋賀県大津市)

近日公開