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平安時代後期〜鎌倉時代 · 1118–1190西行法師

さいぎょうほうし · Priest Saigyō

平安時代末期の僧・歌人。俗名は佐藤義清。鳥羽院の北面の武士であったが、1140年に23歳で出家し、高野山や吉野に住み、陸奥・四国など諸国を行脚した。自然と人生を率直に見つめる平明で深い歌風で、後世の芭蕉らに深い影響を与えた。家集『山家集』があり、『新古今集』には最多の94首が入る。「願はくは花の下にて春死なむ」の歌の通り、河内弘川寺で2月に没した。百人一首の「嘆けとて」は『千載集』の恋歌。

西行法師の歌

1 首

百人一首 第86番 『千載集』恋五・929

嘆けとて 月やは物を 思はする
かこち顔なる わが涙かな

「嘆け」と言って月が私に物思いをさせるのだろうか。いや違う。それなのに、月のせいだと言わんばかりにこぼれる私の涙よ。

決まり字:なげけ
百人一首『千載集』嘆き月夜

♪ 「嘆けとて」を聴く

曲になった歌

Songs · 1