平安時代初期の僧。真言宗の開祖。讃岐国の生まれで、諡号は弘法大師。804年に遣唐使とともに入唐し、長安の青龍寺で恵果から密教を授かって806年に帰国。高野山に金剛峯寺を開き、嵯峨天皇から東寺を賜って真言密教の道場とした。書は三筆の一人に数えられ、『三教指帰』『十住心論』などの著作がある。綜芸種智院の設立や讃岐の満濃池の修築など社会事業でも知られる。いろは歌の作者と伝えられるが、成立は空海没後の10世紀末以降とみられ、史実ではない。
色は匂へど 散りぬるを我が世誰ぞ 常ならむ有為の奥山 今日越えて浅き夢見じ 酔ひもせず
♪ 「いろは歌」を聴く