トップ歌人 / 凡河内躬恒

平安時代中期 · 生没年不詳(9世紀後半〜10世紀前半)凡河内躬恒

おおしこうちのみつね · Ōshikōchi no Mitsune

平安時代中期の歌人。甲斐少目・淡路権掾など地方の下級官人を務めた。紀貫之らとともに『古今集』の撰者となり、同集に60首が入り、貫之に次いで多い。三十六歌仙の一人。宇多上皇・醍醐天皇の歌合や行幸に多く召され、屏風歌にも活躍した。理知的で技巧に富む歌風は貫之と並ぶ古今調の典型とされる。百人一首の「心あてに」は『古今集』の秋歌で、初霜の白さと白菊を見分けがたいと詠む。

凡河内躬恒の歌

1 首

百人一首 第29番

心あてに 折らばや折らむ 初霜の
置きまどはせる 白菊の花

当て推量で折るなら折ってみようか。初霜が降りて見分けがつかなくなった、白菊の花を。

決まり字:こころあ
百人一首『古今集』讃美初霜の降りた庭

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