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奈良時代 · 生没年不詳(8世紀前半)山部赤人

やまべのあかひと · Yamabe no Akahito

奈良時代前期の歌人。聖武天皇の行幸に従って吉野・紀伊・難波などで歌を詠み、『万葉集』に長歌13首・短歌37首を残す。自然を澄んだ目で写す叙景歌に優れ、「田子の浦ゆうち出でて見れば」の富士の歌は代表作。『古今集』仮名序で柿本人麻呂と並ぶ歌聖と評され、三十六歌仙の一人。百人一首の歌は『新古今集』所収の改作形で採られている。官位は低かったとみられ、伝記はほとんど不明。

山部赤人の歌

1 首

百人一首 第4番 『新古今集』冬・675

田子の浦に うち出でて見れば 白妙の
富士の高嶺に 雪は降りつつ

田子の浦に出て眺めてみれば、真っ白な富士の高嶺に、今もしきりに雪が降り続いている。

決まり字:たご
百人一首『新古今集』讃美田子の浦(静岡県富士市)

♪ 「田子の浦」を聴く

曲になった歌

Songs · 1