トップ歌人 / 源兼昌

平安時代後期 · 生没年不詳(11世紀末〜12世紀前半)源兼昌

みなもとのかねまさ · Minamoto no Kanemasa

平安時代後期の歌人。宇多源氏の出で、皇后宮少進を務め、従五位下に至った。後に出家した。伝記は詳らかでないが、1104年の堀河院の歌合や、1119年の内大臣藤原忠通家歌合などに出詠し、源俊頼らとともに院政期の歌壇で活動した。勅撰集に入る歌は『金葉集』以下の7首のみ。百人一首の「淡路島」は『金葉集』の冬歌で、「関路千鳥」の題により、須磨の関守が千鳥の声に幾夜目を覚ましたかと詠んだ、『源氏物語』須磨巻の情景を踏まえた歌。

源兼昌の歌

1 首

百人一首 第78番

淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に
幾夜寝覚めぬ 須磨の関守

淡路島から通ってくる千鳥の悲しげな鳴き声に、幾夜目を覚ましたことだろう、須磨の関守は。

決まり字:あはぢ
百人一首『金葉集』寂しさ須磨の関・淡路島(兵庫県神戸市須磨区)

近日公開