第75代天皇。鳥羽天皇の第一皇子。1123年に5歳で即位したが、鳥羽上皇に疎んじられ1141年に異母弟の近衛天皇へ譲位させられた。近衛天皇の死後も皇子の即位を阻まれ、1156年に藤原頼長と結んで保元の乱を起こしたが敗れ、讃岐に流されて同地で没した。和歌を愛好して『久安百首』を主催し、『詞花集』を撰進させた。勅撰集に約80首が入る。死後は怨霊として恐れられ、白峯神宮などに祀られる。百人一首の「瀬を早み」は『詞花集』の恋歌。
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢はむとぞ思ふ
川の瀬の流れが速く、岩にせき止められた急流が二つに割れても再び一つになるように、あなたと別れても、いつかきっと再会しよう。
決まり字:せ