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平安時代前期 · 生没年不詳(9世紀後半〜10世紀初頭)素性法師

そせいほうし · Priest Sosei

平安時代前期の僧・歌人。俗名は良岑玄利。僧正遍昭の子で、父の命により出家して雲林院、のち大和の良因院に住んだ。宇多天皇や醍醐天皇の信任を得て歌会や行幸に召され、三十六歌仙の一人に数えられる。『古今集』に36首が入り、これは撰者を除くと最多。平明で機知に富む歌風で屏風歌にも優れた。百人一首の「今来むと」は『古今集』の恋歌で、女の立場で待つ心を詠んだもの。

素性法師の歌

1 首

百人一首 第21番 『古今集』恋四・691

今来むと いひしばかりに 長月の
有明の月を 待ち出でつるかな

「今すぐ行く」とあなたが言ったばかりに、九月の長い夜を待ち続けて、有明の月が出る頃まで待ってしまった。

決まり字:いまこ
百人一首『古今集』待つ有明の月を待つ夜の部屋

♪ 「今来むと」を聴く

曲になった歌

Songs · 1