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平安時代初期 · 生没年不詳(9世紀)喜撰法師

きせんほうし · Priest Kisen

平安時代初期の僧・歌人。『古今集』仮名序に挙げられた六歌仙の一人だが、経歴は不明で、確実な歌は百人一首の「わが庵は都のたつみ」一首のみ。宇治山に住んだと伝えられ、仮名序では「言葉かすかにして、初め終わりたしかならず」と評された。歌論書『喜撰式』が伝わるが後世の仮託とされる。歌に詠まれた宇治の地は、後に「喜撰山」の名で呼ばれるようになった。

喜撰法師の歌

1 首

百人一首 第8番 『古今集』雑下・983

わが庵は 都のたつみ しかぞ住む
世をうぢ山と 人はいふなり

私の庵は都の東南にあって、このように心安らかに暮らしている。それなのに世間の人は、世を憂えて隠れ住む宇治山だと言っているそうだ。

決まり字:わがい
百人一首『古今集』ユーモア宇治山(京都府宇治市)

♪ 「わが庵は」を聴く

曲になった歌

Songs · 1