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平安時代初期 · 生没年不詳蝉丸

せみまる · Semimaru

平安時代前期の伝説的な歌人。逢坂の関に庵を結んで住んだ盲目の琵琶法師と伝えられ、『今昔物語集』では源博雅が三年通って秘曲を授かった話が語られる。宇多天皇の皇子敦実親王の雑色、あるいは醍醐天皇の皇子とする伝承もあるが、実像は不明。『後撰集』に百人一首の「これやこの」を含む歌が採られている。逢坂山の関蝉丸神社に祀られ、謡曲『蝉丸』の主人公としても知られる。

蝉丸の歌

1 首

百人一首 第10番 『後撰集』雑一・1089

これやこの 行くも帰るも 別れては
知るも知らぬも 逢坂の関

これがあの、行く人も帰る人も、知る人も知らぬ人も、別れてはまた出会うという逢坂の関なのだなあ。

決まり字:これ
百人一首『後撰集』別れ無常逢坂の関(滋賀県大津市)

♪ 「これやこの」を聴く

曲になった歌

Songs · 1