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百人一首 第3番・柿本人麻呂あしびきの

柿本人麻呂出典:『拾遺集』恋三・778
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
ながながし夜を ひとりかも寝む
百人一首『拾遺集』寂しさ待つ秋の夜のひとり寝の床
あしびきの ジャケット

現代語訳

山鳥の垂れ下がった尾のように長い長いこの秋の夜を、私はひとりで寂しく寝るのだろうか。

決まり字:あし

ミュージックビデオ

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歌のものがたり

Story

時代背景

柿本人麻呂は飛鳥時代、持統・文武朝に仕えた宮廷歌人。『万葉集』最大の歌人で、後世「歌聖」と崇められた。この歌は人麻呂作と伝承される歌(『拾遺集』所収)で、百人一首では3番に置かれた。

詠み人の想い

会えない夜の長さを、山鳥の垂れた尾の長さに重ねる。夜は谷を隔てて眠る山鳥の伝承が、「ひとりかも寝む」の嘆きに孤独の輪郭を与えている。

歌詞にこめたもの

山鳥の尾に夜の長さを重ねた原歌のひとり寝を、打っては消す「会いたい」の画面がひかる現代の深夜三時に置き換えました。狙いは、原典に隠れた希望を掘り起こすこと——谷を隔てて眠る山鳥は、朝になればつがいに戻るのです。だから「長い夜ほど想いは育つ」と歌い、千年前の長い長い夜を、朝で終わる孤独として歌い直しました。

歌詞

Lyrics

あしびきの(拾遺和歌集・百人一首3番)Garu JP

Pre-Hook

ながながし夜を ひとりかも寝む

ながながし夜を ひとりかも寝む

Verse 1

消したはずの スマホがひかる

ちがう 自分で また開けたんだ

君の名前を 眺めるだけで

指は止まったまま 動けない

Pre-Chorus

「会いたい」って打って 消して

時計はまだ 夜の途中

Chorus 1

あしびきの 山鳥の尾の

しだり尾より ながいながい夜

君がいない それだけのことで

世界はこんなに 静かになる

ながながし夜を ひとりかも寝む

Verse 2

千年前の 歌人も同じ

届かない距離を 数えてた

山鳥は 谷をへだてて

朝が来るまで 離ればなれ

Pre-Chorus 2

つがいの鳥さえ 夜はひとり

だったらこの孤独も 普通のこと

Chorus 2

あしびきの 山鳥の尾の

しだり尾より ながいながい夜

星を数えても 減らない時間

君の夢まで あと何時間?

ながながし夜を ひとりかも寝む

Bridge

ひとりの夜が 教えてくれる

どれだけ君に 会いたいかを

長い夜ほど 想いは育つ

山鳥は朝 つがいに戻る

Drop

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の

ながながし夜を ひとりかも寝む

Final Chorus

あしびきの 山鳥の尾の

しだり尾より ながいながい夜

でも夜が長い そのぶんだけ

会えた朝は やさしくなる

ながながし夜を ひとりかも寝む

ひとりじゃないと 知る朝が来る

Outro

ながながし夜を……

おやすみ もうすぐ朝だ

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